SNK PLAYMORE FIGHTING GAMES CHAMPIONSHIP コスプレコンテスト出場者大募集! めざせ!カルトキング KOFカルトクイズ大会 アルバ&ソワレトークショウ アテナ誕生20周年記念 Athena On Stage
NEOGEOオールスタートークショウ 声優トークショウ SNK VS. KDDI オンラインゲーム大会 開発者トークショウ 質問募集中! 開発者トークショウ 質問・疑問にお答え!

超博識なKOFカルト王を探せ!

 というわけで、東京ゲームショウ最終日、そしてSNKプレイモアのネオジオフリークステージの最終イベントとなる「KOFカルトクイズ大会」の様子を、マサがお届けします。TGSも大詰めということで「そろそろファンもへばってるかな?」と思っていましたが、どっこい、みんなの元気なこと。元気いっぱい(?)頭をフル回転させて、ネオジオ博士も舌を巻く知識を披露してくれました。

 カルトクイズと言えば、KOF忘年会2005でも開催されたイベント(ちなみに、KOF忘年会2005の予選問題はココにあります)。今回、マニアックな格ゲーサイト「墓標」黒タカさんの協力のもと、さらにさらに高難度の問題が出題されました。司会は松あやかさんと夜咲蘭さん、解説はネオジオ博士。そして美形会議でお馴染みのロバート、アンディーのナレーションでイベントは進行します。クイズに分からなくても、美形会議のネタを聞いているだけでも十分に面白いイベントです。

 クイズ大会は、まず予選で上位8名までを絞り込み、決勝はペンとスケッチブックを使っての筆記(?)でカルトキングを決定します。予選はグーチョキバーで正解を当てるじゃんけん大会形式の3択クイズなんですが、すでにマサにはちんぷんかんぷんです。以下のような問題が出題されました。みなさん分かりますか?

■Q:KOF’95に登場する八神庵のぶっ飛ばし攻撃の名前は?
■Q:KOFXIにおいて、ガードキャンセルや緊急回避で消費するゲージの名称は?
■Q:パチスロKOFで、ボーナス終了時に突入する50ゲームは何ドライブ?

 一つ一つの問題の難度は中程度かもしれませんが、一回でも間違えたら終了。すべてに正解する必要があるんです。いろんなゲームから出題されるし、幅広い知識が必要になるんですね。

 そして決勝では、さらに難度が上がります。

■Q:PS2版KOFXIに追加されたロバート・ガルシアの溜めを必要としない必殺技、超必殺技、リーダー超必殺技は全部で何個?
□A:7個
■Q:KOF:Another Dayに登場した猫の名前は?
□A:フリードリヒ/ヴォルフガング

 決勝終盤になると、筆記よりもさらに難度の高い(?)問題が出題されます。「KOFMI2で背景に登場しているロバート・ガルシアと同じポーズをとれ!」「KOFXIのエリザベートをセクシーに書きなさい」とか。「何やらせんねん!」って感じですが、みなさん楽しみながら答えていたようです。

 栄えあるカルトキングとなったのはたったの一名ですが、はっきいって決勝に残った8名全員に脱帽です。クイズ大会に向けて勉強するというより、KOFが好きでずっと遊んでいたら詳しくなった、そんなファンがさらに増えるといいですね。

 ちなみに今回のカルトキングは、次回のカルトクイズ大会ではシードで出場できるとのこと。ん? 次回って……!?

Photo_110

終止爆笑の珍ファイト(?)

 SNKプレイモアといえばコスプレイベント。でも今度はちょっと様子が違います。24日のお昼に開催されたのは、いつもスレスレの探偵業を見せてくれる「探偵ファイル」の面々によるコスプレバトル、その名も「リアルコスプレファイト」です。急遽決まったこの企画、マサはたまに探偵ファイルを見るので、ちょっと楽しみにしてました。

 さて実はこの「リアルコスプレファイト」、もともとは探偵ファイルで連載していた企画なんです。本当の火を使って超必殺技を出したり、本当の火を使って「炎の剣」を作ったり(火ばっかり!)、とにかくきわどい企画。今回は、これをKOFのキャラでやってみよう! というわけです。

 この日は探偵ファイルから、安藤氏、山木氏(編集長です)、えりすさん、夜咲蘭さんが出演しました。そうそう、知らない人もいたと思いますけど、夜咲蘭さんは探偵ファイルの人なんですよね。

 安藤氏の司会で、まずはえりすさんと夜咲蘭さんのガチンコ腕相撲バトル。実はえりすさん、全日本のアームレスリング大会で1勝(≒優勝)したこともある強者だとか。少なくとも探偵ファイルでは最強らしいですが、たしかに強かった。蘭さんを秒殺したあとは、飛び入りの来場者を(両手で)バッタバッタとなぎ倒してました。この日えりすさんは不知火舞のコスプレをしていたので、勝利のあとはもちろん「にっぽんいち~!」でキメ! なんと華やかな腕相撲バトルなんでしょうか。面白かったけど。

 その後は、編集長の山木氏が草薙京のコスプレで登場して「どっちが強いかハッキリさせよう」と、安藤氏と対決することに。お二人とも格闘技をたしなんでいるらしく、山木氏はキックボクシングとパンクラス、安藤氏はキックボクシング一筋で、ずっと練習しているとか。

 山木氏登場のあと、来場者は安藤氏の着替えを待っていたんですが、ここでハプニング(というかなんというか……)。安藤氏が「足をねんざしちゃって」といって、現役のムエタイチャンプのジョー・ヒガシを連れてきちゃいました。んで山木氏と戦え、と。安藤氏いわく「彼、ケンカしたことはなくてね。コスプレがメインで、ムエタイは趣味でやってるそうです」というけど、あの体は“ホンモノ”でしょ! って感じです。

 そして3分1ラウンドの山木氏vs.ジョー・ヒガシ。さすがに本気のパンチやヒザは飛ばなかったけど、身のこなしや鋭いジャブなどはかなり見応えがありました。山木氏も汗だくになって善戦していましたが、さすがに無理。3分終了後、来場者の判定で、勝者はジョーに。ジョーはその後、本気のミット打ちなんかも見せてくれて、会場もかなり盛り上がっていました。コスプレかどうかはさておき(?)、なかなか見られないですしねこういうのは。

Photo_104

京&庵、因縁の対決? SNK vs.KDDI

 東京ゲームショウの一般公開日一日目に開催されたSNK vs.KDDIは、「KOFMI2」を使ったオンラインゲームイベントで、SNKブースとKDDIをオンラインで接続して戦うというもの。結果は1対4となり我らがSNKは敗北してしまった訳ですが、今日はそのリベンジマッチともいえる第二回戦が行われました。本日の対戦会は「KOF XI」を使い、会場から抽選で5人を選んで戦う形式。勝利者数が多い方が勝利となります。
 対戦会にはスペシャルゲストも登場。SNKブースには草薙京役の野中政宏さん、KDDIブースには八神庵役の安井邦彦さんが登場し、会場を挟んでのトークも行われました。二人とも役になりきっての会話はファンなら感動モノだったに違いありません。もちろんリポートしていたムラも、聞き惚れてしまいましたよ。ちなみにオープニングはこんな感じ。
「お前、最近炎が出せないらしいじゃないか?」(草薙京)。
「ほざけ!今俺は東京ゲームショウの会場に来ている。そうだ良いことを思いついたぞ。お互いに代表を出して戦うのはどうだ?お前は自分のファンの負ける姿を見ることになるのだ」(八神庵)
 こうして対戦会がスタートし、会場から5名を選出して勝負です。さすがに二連敗は出来ないと、野中さんの抽選のくじを引く手にも熱が入りました。選ばれた5名は自信がなさそうにしていましたが、対戦となるとSNKサイドが優勢。また試合中には野中さんも興奮した様子で、八神庵(SNKプレイヤー)vs.草薙京(KDDIプレイヤー)の対戦では、「ああ、なんか複雑な気持ちだけど、草薙京を倒してくれ~。今回だけは許すから!」などとコメントしていました。ちょっとおかしいですね(笑)
 ふたを開けてみれば3勝2敗でSNKが勝利し、東京ゲームショウ2006 SNK vs.KDDI対戦会は、一勝一敗で引き分けという結果になりました。参加してくれたプレイヤーの皆さん、声援を多くってくれた観客の皆さん、どうもお疲れさまでした!

Kddiss

声優陣の恋愛話で盛り上がる(?)

 さてさて東京ゲームショウも終盤。マサもそろそろぐったりしてきましたが(笑)、来場していたファンに負けないように頑張ってレポートしていきましょう!

 この日の午後に行われたのは、ザ・キンブ・オブ・ファイターズシリーズの声優陣をゲストに招いた「Days of Memoriesトークショウ」。「Days of Memories」は、SNKプレイモアがモバイルアプリとして配信中の恋愛シミュレーションシリーズのことです。実際のゲームはモバイルゲームなので画像とテキストのみで音声はありません。だからこそ今回「じゃあ声つけてやろーじゃねーか」と、この企画が飛び出したわけですね。

 ゲストは弓雅枝さん(レオナ役、藤堂香澄役)、池澤春菜さん(アテナ役)、野中政宏氏(草薙京役)、そしてこの東京ゲームショウ期間ず~っと出ずっぱりのモンスター前塚さん(主人公役)。っていうかこの時点でかなり豪華だなーという印象です。ファンもあんなにたくさん詰めかけるわけだと納得。

 まず始めに、この格闘ゲームキャラ+恋愛シミュレーションというアクロバティックな組み合わせについて、質問が飛びます。春菜さんは「うーんすごい組み合わせですね。歌舞伎座でコスプレみたいな?」と言ってましたけど、たしかにそうかもしれません。SNKプレイモアモバイル事業部の沢氏によると、当初は「大丈夫かな?」という不安はあったらしいのですが、ゲーム性よりもキャラクター性を前面に押し出したゲームを作ってみたかったんだとか。確かに、ファンのニーズは高いだろうなぁという感じです。
 そしてそのキャラクター性と、使用するのは十時キーのみというシンプルさも手伝って、なかなか人気があるとか。イベントシーンではキャラクター画像が出て、その画像を携帯の待ち受けにしたりもできちゃうそうです。なかなかに魅力的ですな。

 で、この日のメインゲーム(別にプレイするわけじゃないけど)になったのは、「Days of Memories~僕と彼女の熱い夏~」。本作は、「私立清嶺学園」という架空の学園を舞台としたゲームです。で、このタイトルを見て春菜さんから質問が飛び出します。「はーい。なんで夏ばっかりなんですか?」。この質問に沢氏もタジタジ。「え、えっと、やっぱり水着が……」と言葉を濁して、会場の笑いを誘っていました。

 もちろんファンからも、「レオナが恋愛するとは信じられないんですが……」とか「草薙京はなんの役?」といった質問が寄せられます。ちなみに草薙京は先生役とのこと。「あのキャラクターで!?」という驚きもありましたが、どうやら恋愛などで生徒の背中を押してくれるようなキャラクターみたいです。モバイル事業部でも、金八先生、またGTOの鬼塚先生みたいなキャラクターを作りたかったんだとか(「正直微妙ですが」とも言ってたけど)。
 恋愛について話がおよぶと、4人は、生のご自身たちと、扮するキャラクターの両方で恋愛間を語ってくれました。モンスター前塚さんの大阪弁での「そばにおってくれへんかなぁ」という告白には、ゲストも来場者もちょっぴり感動。弓さんと春菜さんも「しびれました!」と興奮されていたようです。

 そんなこんなで、イベントは4人による生アフレコへ。主人公の前塚さんが、ラルフや紅丸、チョイ・ボンゲの声マネで、レオナやアテナを東京ゲームショウに誘うというシチュエーションです。今回は声だけでなく、シチュエーションに応じてスクリーンの画像も切り替わったので、かなり高い臨場感が味わえたと思います。

 かなり豪華な演出で進められた本イベント。来場者も満足して、このゲームの魅力がうまく伝わったのではないでしょうか?
Dom_1

次回作も見えてきた? MI2トークショウ

 「KOF MI2」についてのトークショウでは、プロデューサーのFALCOON氏と、脚本担当の嬉野秋彦氏によって軽快なトークが行われました。特に注目なのが「KOFマキシマムインパクト レギュレーション”A”」。ムービーを見ながらの解説には、興味深いモノがたくさんありました。では、さっそくお伝えしましょ~。
 「KOFマキシマムインパクト レギュレーション”A”」は、「KOF MI」シリーズをアーケードへと移植したモノとなるそうで、ゲームシステムは3on3になり、各種バランスを調整するほか、追加キャラとしてアッシュ・クリムゾンが登場。各キャラクターの必殺技や超必殺技も追加になるとのことで、より派手な対戦が楽しめそうでした。ちなみに、アッシュ以外の追加キャラもいるそうで、FALCOON氏よれば、「まだ名前は明かせませんけど……」と言いつつも、続けて「サウスタウンが舞台なので、それに縁のある人物ですよ」とのコメントも。むむむ、一体誰になるんでしょうか? 気になります。ちなみに「KOFマキシマムインパクト レギュレーション”A”」というタイトルですが、“A”には、アッシュ、アーケード、アレンジの3つの意味が込められているそうです。さらに「KOF MIRA」は「KOF MI2」の続編ではなく、「KOF MI3」も開発中との嬉しいコメントも飛び出し、会場ではどよめきが起こっていました。
 次に嬉野秋彦氏がシナリオの話を。具体的な話は出ませんでしたが、なんでも小説にはストックがあるそうで発表待ちらしいですよ! また「KOF MI2」について、アルバとソワレはどうなるのか? という質問があがると、「それは言えないなぁ」とお茶を濁しつつも、実は「KOF MI2」のエンディングで星が出ますが、あれはアルバの目から見たエンディングとのヒントが。離ればなれの兄弟はどうなっていくんでしょうか? さらにシナリオは「KOF MI3」で完結するかも! とのコメントも飛び出していました。

Mi2_3

今日もゲンキにネオジオステーション!

 東京ゲームショウ一般公開日2日目も引き続き、SNKプレイモアブースのサテライトステーションで情報を発信し続けた「ネオジオステーション」。前日の生駒治美さんに続いて、本日はザ・キング・オブ・ファイターズのレオナ役でお馴染みの声優、「弓ちゃん」(きゅうちゃん)こと弓雅枝さんが登場しました。前日に引き続き、パーソナリティーは小山田里奈さんとモンスター前塚さんです。

 ネオジオステーションは、メインステージ、それからネオジオフリークステージのイベントよりも少しこぢんまりとした作り(?)のためか、とっても細かい裏話が聞けるところをマサは気に入っています。この日も弓さんの「若く見られるのがイヤ!」といった小ネタで盛り上がります。実は弓さん、「年齢より若く見える」と言われるのがものすごく気になるそうなんですよ。たしかに嬉しいけど、それって精神年齢が子供っぽいってこと? みたいな。レオナの声って基本的には大人っぽいから、こういう印象のギャップは面白いですよね。ちなみモンスター前塚さんも若くみられるとか。まぁ本人いわく28歳らしいから、もうそれはどっちでもいいや、って感じですが(笑)。
 そして上のような細かいネタで盛り上がりつつ、来場者のリクエストでラルフ(前塚さん)とレオナ(弓さん)による生アテレコを聴くことができました。

 さてこのネオジオステーションは、結構飛び入りのゲストが多かったりするのですが、この日はアテナ生誕20周年記念イベントに登場した池澤春菜さんが登場。ご本人が大のディズニーランド好きということで、前塚さんや弓さんと「みんなでいこーよー」とおっしゃってましたね。「そんな声じゃバレるんじゃない!?」という質問には、「しゃべらなきゃいいの!」とのこと。ま、まぁたしかにそうなんですが……。

 あーそうそう、春菜さんは直前のアテナ生誕20周年イベントで実に2曲も歌を披露していた(させられてた!?)わけですが、ここネオジオステーションでも見事に歌わされてましたね(笑)。DJブースに座ってアカペラっていうのはちょっとしんどそうだったけど、来場者にとっては嬉しいサプライズとなったのではないでしょうか?

 また最終イベントには、八神庵役の安井邦彦さんも顔を出してました。さすがに古い仲とあってか、モンスター前塚さんとのかけあいは見モノでしたよ!

Photo_109

池澤春菜さんがアテナ姿で登場!

 どうもマサですが、聞いてください。今年のSNKプレイモアブースはとってもアニバーサリーなんです。あ、意味分かんないですか?(笑) つまり2006年は、餓狼伝説15周年、メタルスラッグ10周年など、SNKプレイモアにとっては記念となる節目の年なんですよね。
 そんでもって今回開催されたのは、アーケードゲームのキャラクターとして登場し、後にザ・キング・オブ・ファイターズシリーズのキャラクターなど、どんどん活躍の場を広げていった麻宮アテナの生誕20周年記念イベント。

 ゲストはもちろん麻宮アテナ役の池澤春菜さん!。しかもこの日は彼女にとっては珍しい、アテナコスチュームでの登場となりました。イベントが行われたネオジオフリークステージには、二日間で最も人が多かったのでは? と思えるぐらいのギャラリーが集結しています。アテナ+池澤春菜という最強の組み合わせだけに、ファン垂涎のステージだったわけですね。

 イベントは、アテナの登場した初代アーケードゲーム「サイコソルジャー」から、現在モバイルゲームとして配信中の「アテナ フルスロットル」までの映像を鑑賞するところから始まります。ネオジオ博士が「会社の倉庫から発掘しました」というお宝映像に、池澤春菜さんもうっとり?見入っていたような気もします。
 
 アテナコスチュームに関して質問が飛ぶと、「やっぱりアテナの衣装は、ハートの穴があいていたりしないような、露出度の低いものがいいですねぇ。やっぱりチラリズムですよ!」とおっしゃっていたのが印象的。アテナを演じるにあたって気にしていることとしては、やはり“イメージを崩さないこと”。’98年以降アテナの声を担当して、それまでのイメージを変えてしまったという引け目も少しはあるけど、やっぱり“乱暴になったりしない”“常に一生懸命”というキャラクターは大切にしたいそうです。

 そんな春菜さんに、来場者からお手紙が。送り主はゲームセンターで初めて見たアテナに一目惚れしたというファン。つまり春菜さんへというより、アテナへの手紙です。春菜さんも、アテナへの思いのたけが綴られた手紙を読み上げながら鳥肌が立つほど感動したとか。「アテナと共に大きくなり、20年間のおつきあいがあるんですね。一枚の絵から動くキャラクターとなり、本当の人生を歩み始めたアテナにとっては、とても幸せなことだと思います」と春菜さん。これには会場のファンからも割れんばかりの拍手が起こりました。

 というわけで、その後も春菜さんによる「アテナ フルスロットル」のプレイ、そして「アテナコスチュームコンテスト」(イラストコンテスト)の審査も開催。コスチュームコンテストでは、多数の応募の中から事前に選考した15作品を春菜さんに見ていただきました。見事、アテナ賞を受賞したのは「とんぷう」さんの作品。コスチュームコンテストの応募作品については、主催の「ATHENA COSTUME CONTEST SUMMER FESTIVAL 06」でご覧いただけます。 

……そしてしかも! 今回は春菜さんによるアカペラ歌唱もあったんです! 歌は「プレゼントホリデー」と「傷だらけのブルームーン」。突然のオファーに春菜さんもかなり動揺されていたようですが、そこはそれ。スピーカーからの雑音も多いなか、「もう~♪歌わせないで~♪」といったアドリブを混ぜながら大熱唱してくれました。う~ん、これは感動です。でも春菜さんは「このステージはどこまで私をいじめるんだ!(笑)」と叫んでいらっしゃいましたが……。

 そして最後は春菜さんからのメッセージでシメ。

「一人のキャラクターが20年も愛されるのは、ここにいるみなさんのおかげです。これからも30年、40年と、どうかアテナを愛し続けてください。もちろんわたしも頑張ります。でも歌はナシで!(笑)」

 ちなみにこの後も、おとなりのサテライトステーションでも歌わされていたようですが……。春菜さん、お疲れさまでした!
Athena

「KOF MI2」最強決定戦!

 東京ゲームショウ2006で開催された「KOF MI2」関東予選&決勝戦の様子をお伝えしましょう。先日開催された関西予選の様子ををお届けしたリポーターのムラですが、遂に最強の座が決定するとのことで、ワクワクしながら観戦してきました。
 東京ゲームショウ3日目の開場と共に怒濤のように来場する人々。関東組もやる気十分です!

■ベスト8を目指して試合開始!
 野中政宏さんの開会宣言の後、いよいよ128名によるトーナメント戦がスタート。対戦は3on3による対戦で、解説は「KOF MI2」のプロデューサーであるFALCOON氏と、脚本担当の嬉野秋彦氏によって行われました。関東予選も関西予選に負けず劣らずの内容で、超必殺技やスタイリッシュアートをサクサクと決めており、さすが大会に参加する人は違うなと感心させられました。ちなみに使用キャラは舞、ワイルドウルフ、セス、クーラ、ビリー、テリーあたりの“強い”と言われるキャラクターが目立っていたようです。やはり、みなさん勝利を狙っている感じですね。
 接戦が多かったこともあって予選は2時間以上にも及びましたが、負けてしまった人も帰ることはなく、ギャラリーとして歓声を送っていました。そんな熱気が人を呼び、ステージの周りは黒山の人だかり。予選でこの調子だと、決勝戦はどうなっちゃうんでしょうか? また予選の最後には、関西予選での映像なども放映されて、関西プレイヤーのレベルが高いことが分かると、会場では本戦への期待感が高まっていきました。

Kof_mi2

■会場が釘付けになった決勝戦。そして……
 関西予選と関東予選を勝ち抜いたプレイヤーが集まり、いよいよ本戦開始。本戦では全試合がスクリーンに映し出されての対戦となりました。その中でも目立っていたのが、ガチンコ軍団(?)。なんと本戦に出場したプレイヤーの中には、“ガチンコ”という名を冠したプレイヤーが3人も。この3人は実に上手く、特にガチンコNo4回転王さんは、相手を壁際に追い込んでのラッシュで、パーフェクトを出していました。つ、強すぎる!
 気がついてみると、ベスト4の内3人がガチンコの面々。そして決勝戦はガチンコNo4回転王さんと、ガチンコNo2回転ケンちゃんさんの一騎討ちとなりました。ちなみにオーダーは、ガチンコNo2回転ケンちゃんさんが、ソワレ、舞、セスで、ガチンコNo4回転王さんは、ワイルドウルフ、リョウ、舞というものでした。MI2プレイヤーの皆さんも参考にしてみては? また試合ではお互いにクセを知っているのか、3連続でさばきを見せることもあり、会場ではどよめきが起こっていました。結果は試合はガチンコNo2回転ケンちゃんさんが、セスを温存しての余裕(?)の勝利。見事優勝となりました。おめでとう! 表彰式にはラルフの声を担当するモンスター前塚さんがプレゼンターとして登場し、ファンから歓声が飛んでいました。
 ……これでおしまいかと思われたところ、なんと東京ゲームショウの会場には、「KOF MI2」香港チャンピオンのアレックスさんが来ているとのことで、急遽エキシビジョンマッチになったのです。どんなキャラを選ぶのかと興味津々でしたが、香港チャンピオンのオーダーは、K'、アテナ、リアンという、日本ではあまり見られない構成。このあたりはお国柄が影響したチョイスなんでしょうか? 試合は一進一退の攻防となりましたが、ガチンコNo2回転ケンちゃんさんのセスが大活躍。下段キックからの超技が功を奏して勝利となりました。互いに3人目まで出しての戦いになったことを考えると香港のレベルもかなり高いことが伺え、「KOF MI2」は国際的に愛されているんだなと再認識させらました。で、今度はアジアチャンピオン戦などを開催してほしいと思ったのは、ムラだけ? いやいや、みなさんも観たいですよね?

Kof_mi2_2

なりきりバトルは大接戦!

 さてさてマサです。今回レポートするのは23日のネオジオフリークステージで行われた「コスプレコンテスト」。1日に何回かコスプレ撮影会はあるんだけど、あちらはSNKプレイモアブースでお仕事をしているレイヤーさんのみ。コンテストはもちろん一般参加で、新旧キャラからレアキャラまで、数十名による白熱の(?)なりきりバトルが繰り広げられました!

 司会は、ブースのあちこちで大忙しのあやかさんと夜咲蘭さん。審査員として登壇したのは、コスパの狭間さん、電撃レイヤーズの安蒜編集長、そして我らがSNKプレイモアの外山公一社長です。

 今回は、アテナ、バネッサといった女性キャラクターはもちろん、個性的な男性キャラクターが非常に目立ちました。しかもラルフやクラーク、マキシマなど、男臭いキャラクターの人気が高かったように思います。
 しかもみんな、キャラクターへの思い入れがハンパじゃない! 「99年に初めて見たキャラに一目ぼれして……」「資料が少なくてなかなかできなかったんです!(→FALCOON氏へ)」「歴代アテナを全部やってます」「40着以上持ってます」といった具合。アテナのレイヤーさんで、外山社長に「アテナのゲーム、ホントに出してくれたんですね!」とお礼してた人もいました。こういったイベントでは、コスチュームはもちろん「キャラクターをいかに愛しているか?」も、重要なポイントですよね。

Photo_106

Photo_107

 さて本イベントには大賞となるSNKプレイモア賞のほか「メタルスラッグ10周年賞」「餓狼伝説15周年賞」「アテナ生誕20周年賞」なども用意されていました。メタルスラッグ賞は、同ゲームのエントリーが捕虜(小道具を駆使した小ネタが大ウケ!)だけだったのでそのまま受賞してたりして。
 というわけでSNKプレイモア賞を受賞したのは、外山社長自らも「精巧さに感動した!」というほど、衣装、そしてランチャーのギミックを作り込んでいたマキシマのレイヤーさん。甲乙つけがたい審査となったようですが、これには会場も納得、といったところでしょうか。あまりにもレベルが高かったため、急遽FALCOON賞なるものが作られて、FALCOON氏の直筆サインをもらったレイヤーさんもいました。

Photo_105

コスプレコンパニオン撮影会

ゲーム大会イベントと並んで、SNKプレイモアブースの目玉といえば“コスプレ”。ネオジオフリークステージで行われた「コスプレコンパニオン撮影会」は、SNKプレイモアのコスプレイヤー一人ひとりを「至近距離で!いろいろなポーズで!いろいろな角度で!撮っちゃおう!うおお!」という、実に贅沢なものでした。もちろんマサも、メモリーカードがぱんぱんになるまで撮影させていただきましたよ!

 司会は、あやかさんと夜咲蘭さん。23日には計4回の撮影会が行われたわけですが、10時開始の朝イチ撮影会でもカメラマンが通路にハミ出すほどの賑わいだし、マサもどうにか最前列に陣取ってもみくちゃにされながら撮影してきましたよ! ではここはもう言葉はいらないですね。撮影した写真をレイヤーさんの一言コメント付きでドバッと掲載しちゃいましょう。↓ドバッ。

A_2

■サクさん(コスチューム:不知火舞)
「前回もここ(SNKプレイモア)でコスしてました。今回もとっても楽しいです!」

B_2

■リヨコさん(コスチューム:いろは)
「ずっと大好きなSNKプレイモアでお仕事ができて幸せです!」

C_1

■蘭丸さん(コスチューム:不知火舞)
「SNKプレイモアブースにいますので、ぜひ遊びに来てください!」

D_1

■るるるさん(コスチューム:いろは)
「いっぱい遊びに来てください!」

E_2

■美凛花miriha(コスチューム:いろは)
「いつも一般での参加だったので、今回はとっても嬉しいです!」

 ご覧の通り、不知火舞(ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ)と、いろは(サムライスピリッツシリーズ)の2本立て(?)です。もちろん自作。
 撮影時間は一人につき2~3分あって、あやかさんの指示によって次々とポーズを変えていただいての撮影となりました。「はい次はしゃがみで!」「はい次は振り向きを!」って感じでどんどんポーズを変えてもらった感じですね。とくにしゃがみポーズなんかは、カメラマンさんもかなりドキッとされたのでは?(だってメチャクチャ至近距離だし!)。
 撮影が終わりに近づくと、司会者の「ごー!よーん!さーん!にー!いーち!」というカウントダウンが始まり、ゼロで撮影をシャットアウト。カウントダウンが始まると、これまで少なくなっていたシャッター音が再びうるさくなるのが面白いですね(笑)。

 実際には1回につき30分ほどのイベントだったのですが、来場者はかなり満足されたのでは? と思います。撮影が終わっても、二人の舞ちゃんはSNKプレイモアブースで、三人のいろはちゃんは「いろは茶屋」で引き続きカメラに追いかけられていたようです。

|メイン|