声優陣の恋愛話で盛り上がる(?)
さてさて東京ゲームショウも終盤。マサもそろそろぐったりしてきましたが(笑)、来場していたファンに負けないように頑張ってレポートしていきましょう!
この日の午後に行われたのは、ザ・キンブ・オブ・ファイターズシリーズの声優陣をゲストに招いた「Days of Memoriesトークショウ」。「Days of Memories」は、SNKプレイモアがモバイルアプリとして配信中の恋愛シミュレーションシリーズのことです。実際のゲームはモバイルゲームなので画像とテキストのみで音声はありません。だからこそ今回「じゃあ声つけてやろーじゃねーか」と、この企画が飛び出したわけですね。
ゲストは弓雅枝さん(レオナ役、藤堂香澄役)、池澤春菜さん(アテナ役)、野中政宏氏(草薙京役)、そしてこの東京ゲームショウ期間ず~っと出ずっぱりのモンスター前塚さん(主人公役)。っていうかこの時点でかなり豪華だなーという印象です。ファンもあんなにたくさん詰めかけるわけだと納得。
まず始めに、この格闘ゲームキャラ+恋愛シミュレーションというアクロバティックな組み合わせについて、質問が飛びます。春菜さんは「うーんすごい組み合わせですね。歌舞伎座でコスプレみたいな?」と言ってましたけど、たしかにそうかもしれません。SNKプレイモアモバイル事業部の沢氏によると、当初は「大丈夫かな?」という不安はあったらしいのですが、ゲーム性よりもキャラクター性を前面に押し出したゲームを作ってみたかったんだとか。確かに、ファンのニーズは高いだろうなぁという感じです。
そしてそのキャラクター性と、使用するのは十時キーのみというシンプルさも手伝って、なかなか人気があるとか。イベントシーンではキャラクター画像が出て、その画像を携帯の待ち受けにしたりもできちゃうそうです。なかなかに魅力的ですな。
で、この日のメインゲーム(別にプレイするわけじゃないけど)になったのは、「Days of Memories~僕と彼女の熱い夏~」。本作は、「私立清嶺学園」という架空の学園を舞台としたゲームです。で、このタイトルを見て春菜さんから質問が飛び出します。「はーい。なんで夏ばっかりなんですか?」。この質問に沢氏もタジタジ。「え、えっと、やっぱり水着が……」と言葉を濁して、会場の笑いを誘っていました。
もちろんファンからも、「レオナが恋愛するとは信じられないんですが……」とか「草薙京はなんの役?」といった質問が寄せられます。ちなみに草薙京は先生役とのこと。「あのキャラクターで!?」という驚きもありましたが、どうやら恋愛などで生徒の背中を押してくれるようなキャラクターみたいです。モバイル事業部でも、金八先生、またGTOの鬼塚先生みたいなキャラクターを作りたかったんだとか(「正直微妙ですが」とも言ってたけど)。
恋愛について話がおよぶと、4人は、生のご自身たちと、扮するキャラクターの両方で恋愛間を語ってくれました。モンスター前塚さんの大阪弁での「そばにおってくれへんかなぁ」という告白には、ゲストも来場者もちょっぴり感動。弓さんと春菜さんも「しびれました!」と興奮されていたようです。
そんなこんなで、イベントは4人による生アフレコへ。主人公の前塚さんが、ラルフや紅丸、チョイ・ボンゲの声マネで、レオナやアテナを東京ゲームショウに誘うというシチュエーションです。今回は声だけでなく、シチュエーションに応じてスクリーンの画像も切り替わったので、かなり高い臨場感が味わえたと思います。