池澤春菜さんがアテナ姿で登場!
どうもマサですが、聞いてください。今年のSNKプレイモアブースはとってもアニバーサリーなんです。あ、意味分かんないですか?(笑) つまり2006年は、餓狼伝説15周年、メタルスラッグ10周年など、SNKプレイモアにとっては記念となる節目の年なんですよね。
そんでもって今回開催されたのは、アーケードゲームのキャラクターとして登場し、後にザ・キング・オブ・ファイターズシリーズのキャラクターなど、どんどん活躍の場を広げていった麻宮アテナの生誕20周年記念イベント。
ゲストはもちろん麻宮アテナ役の池澤春菜さん!。しかもこの日は彼女にとっては珍しい、アテナコスチュームでの登場となりました。イベントが行われたネオジオフリークステージには、二日間で最も人が多かったのでは? と思えるぐらいのギャラリーが集結しています。アテナ+池澤春菜という最強の組み合わせだけに、ファン垂涎のステージだったわけですね。
イベントは、アテナの登場した初代アーケードゲーム「サイコソルジャー」から、現在モバイルゲームとして配信中の「アテナ フルスロットル」までの映像を鑑賞するところから始まります。ネオジオ博士が「会社の倉庫から発掘しました」というお宝映像に、池澤春菜さんもうっとり?見入っていたような気もします。
アテナコスチュームに関して質問が飛ぶと、「やっぱりアテナの衣装は、ハートの穴があいていたりしないような、露出度の低いものがいいですねぇ。やっぱりチラリズムですよ!」とおっしゃっていたのが印象的。アテナを演じるにあたって気にしていることとしては、やはり“イメージを崩さないこと”。’98年以降アテナの声を担当して、それまでのイメージを変えてしまったという引け目も少しはあるけど、やっぱり“乱暴になったりしない”“常に一生懸命”というキャラクターは大切にしたいそうです。
そんな春菜さんに、来場者からお手紙が。送り主はゲームセンターで初めて見たアテナに一目惚れしたというファン。つまり春菜さんへというより、アテナへの手紙です。春菜さんも、アテナへの思いのたけが綴られた手紙を読み上げながら鳥肌が立つほど感動したとか。「アテナと共に大きくなり、20年間のおつきあいがあるんですね。一枚の絵から動くキャラクターとなり、本当の人生を歩み始めたアテナにとっては、とても幸せなことだと思います」と春菜さん。これには会場のファンからも割れんばかりの拍手が起こりました。
というわけで、その後も春菜さんによる「アテナ フルスロットル」のプレイ、そして「アテナコスチュームコンテスト」(イラストコンテスト)の審査も開催。コスチュームコンテストでは、多数の応募の中から事前に選考した15作品を春菜さんに見ていただきました。見事、アテナ賞を受賞したのは「とんぷう」さんの作品。コスチュームコンテストの応募作品については、主催の「ATHENA COSTUME CONTEST SUMMER FESTIVAL 06」でご覧いただけます。
……そしてしかも! 今回は春菜さんによるアカペラ歌唱もあったんです! 歌は「プレゼントホリデー」と「傷だらけのブルームーン」。突然のオファーに春菜さんもかなり動揺されていたようですが、そこはそれ。スピーカーからの雑音も多いなか、「もう~♪歌わせないで~♪」といったアドリブを混ぜながら大熱唱してくれました。う~ん、これは感動です。でも春菜さんは「このステージはどこまで私をいじめるんだ!(笑)」と叫んでいらっしゃいましたが……。
そして最後は春菜さんからのメッセージでシメ。
「一人のキャラクターが20年も愛されるのは、ここにいるみなさんのおかげです。これからも30年、40年と、どうかアテナを愛し続けてください。もちろんわたしも頑張ります。でも歌はナシで!(笑)」